日本でTiktokが認知され始めた頃は、まだ「女子高生が音楽に合わせて踊るだけの面白ムービーのプラットフォーム」というイメージでした。しかし、今やそんなダンスコンテンツだけではなく、さまざまなジャンルの動画がアップされ、ユーザー数もどんどん増えています。日本で一番多いユーザーは40代というデータもあり、幅広い世代のユーザーに愛されるプラットフォームとなっています。
そんな中で、企業はもちろん、個人の副業でもTiktokをマーケティングツールの一つとして活用する人は増えています。この記事ではそんなTiktokの広告と、個人で広告を出向してフォロワーを増やす方法について要点をまとめたいと思います!
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Tiktok広告の種類
まず、主に企業が使う広告には以下のようなものがあります。
・インフィード広告:おすすめ投稿へ配信可能な広告。ユーザーからいいねやコメントが可能
・運用型広告:他のユーザーの一般投稿に紛れる形で配信する広告。自分で予算を決めて配信
・起動画面広告:アプリを起動させた時に画面全体に出る広告
・ハッシュタグチャレンジ:ユーザーに公式動画を真似た動画の投稿を促してバズを狙うユニークな広告
これらの広告はインプレッション効果が非常に高いと同時に数十万円〜数百万円の大きな予算が必要になり、一般的には企業が使う広告枠です。
一方で、「Tiktokプロモート」という広告配信方法があります。これは、小予算から始められる配信方法で、自分のフォロワー以外のユーザーのおすすめ投稿やタイムラインに自分の投稿を表示させる方法です。最低予算1,000円程度から配信が可能なので、個人で使うことも可能です。上手く活用できればフォロワーを増やすこともできるでしょう。
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広告を出稿する方法(主に企業向け)
1、ビジネスアカウントを設定
TikTokで広告を出稿するには、ビジネスアカウントを作成する必要があります。こちらのTiktok for Businessの公式ページから行いましょう。
https://www.tiktok.com/business/ja
2、広告主審査と支払い情報登録
次に、広告主としての住所や課税情報などを登録して審査を受ける必要があります(審査期間は約1営業日)。また、広告の費用を支払うための支払い情報を入力します。決済方法は、クレジットカードだけでなく、PayPayやLINEpayでの支払いも選ぶことができます。
3、広告の内容を設定する
広告主として審査が通ったら、広告を出稿することができます。広告プラン、ターゲットオーディエンス、クリエイティブ等を設定し、いよいよ広告の出稿開始です。広告の作成が完了すると、出稿前にはTiktok側での審査もあります。
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広告を出稿する方法(Tiktokプロモート)
次に、個人でも使いやすいプランとしてご紹介した「Tiktokプロモート」です。こちらはスマホアプリ上で簡単に出稿することができます。
1、個人アカウントからビジネスアカウントに変更する
こちらは、スマホアプリ上の「設定」から行いましょう。
2、広告を設定する
アカウントをクリエイター/ビジネスアカウントに切り替えることで、プロフィールの設定メニューから、クリエイター>プロモート、と選べるようになります。
3、広告の内容やターゲットを設定する
Tiktokプロモートでもターゲットをある程度細かく設定することができます。「年齢」「性別」「興味あるジャンル」を自分のコンテンツに合いそうなターゲットに合わせて設定しましょう。ちなみに費用はアプリ内課金アイテム「コイン」によっておこなわれます。1コイン=約1.85円というレートになっています。
Tiktok広告で認知を広げられる可能性は無限大です!ぜひ個人の方も試してみてください。上手く活用してフォロワー数を伸ばしちゃいましょう!